2020中心市街地探訪170・・鹿児島県薩摩川内市 - 旅行する前に無料動画で確認だよね♪

鹿児島県の北西部に位置し、面積682.92㎢、人口は92,873人(2020.1.1)。飛鳥時代の702年に南九州の政治の拠点として薩摩国の国府が置かれ、741年には国分寺も建立された。江戸時代に薩摩街道向田宿の宿場町となってから中心市街地の骨格が形成され、明治22年(1889年)の町村制施行で、薩摩郡隈之城村が成立した。昭和4年(1929年)に近隣2村と合併して川内町が発足し、1940年には市制を施行した。近年では、平成16年(2004年)に九州新幹線の新八代鹿児島中央間の先行開業により川内駅が新幹線の停車駅となり、同年10月には、薩摩郡樋脇町、入来町、東郷町、祁答院町、里村、上甑村、下甑村、鹿島村と合併して薩摩川内市が誕生した。 静岡県からのアクセスは、東海道・山陽新幹線で新大阪または博多まで行き、九州新幹線に乗り継ぎ、最速列車で新大阪から川内まで約3時間40分、博多からは約1時間10分。 中心市街地は、JR川内駅の西側から川内川の南側周辺までのエリア。 古くから渡し舟で川を渡っていた川内川の川岸付近には薩摩街道の宿場が集まり、その川内川に太平橋が架ったのは明治8年のことで、それから次第に現在の位置へと市街地が移ってきた。川内駅の東口と公共施設が集まる国道3号線の西側は、かつて蛇行していた河川を改修して埋め立ててできた新たな空間だった。戦後に行われたその河川改修こそが、国道3号線を中心とした南北の軸に、百貨店や商店街、歓楽街に加え、官公庁や文化施設などの都市機能を集約することができた。河川改修とは洪水などの災害に対する備えはもちろんだが、江戸時代、徳川家康が安倍川の流れを変えて形成してできた静岡の市街地のように、薩摩川内市も将来に対する効果的な投資が行われていた。建物を建てると、完成すればその投資効果を確認するのに時間は掛らないことが多いのだが、河川工事のありがたさを知るのには、災害のときなのか、100年後なのか分からない。公共投資を一括りにしてはならないと改めて思った。 【JR川内駅】02:18 九州新幹線、鹿児島本線と肥薩おれんじ鉄道線が乗り入れ、1日当たりの乗車人員は、JR線は2,908人(2018年度)、肥薩おれんじ鉄道線は159人(2017年度)。駅は、新幹線は2面2線、在来線が1面2線の地上駅の橋上駅舎で、東西自由通路が西口と東口を結ぶ。在来線ホームの南側はJR鹿児島本線、北側は肥薩おれんじ鉄道線のホームとなり、その中間付近に乗り換え改札口がある。自由通路には新幹線と在来線の改札口や切符売り場などの駅施設のほか、キオスクと土産物店、西側には観光案内所が入っている。 東口を出ると、駅前広場にはタクシー乗り場と一般乗降用スペースがあり、周辺はビジネスホテルとマンションが点在するほか、住宅街。表玄関である西口駅前広場には、路線バスとタクシー乗り場、一般乗降用スペースが配置され、周辺はホテルや飲食店が集まっていた。 【川内駅コンベンションパーク(建設中)】03:53 「SSプラザせんだい」とホテル棟、レストラン棟、商業店舗からなる複合施設で、令和3年(2021年)1月のオープンに向けて建設工事が進められている。SSプラザせんだいは地上4階建て、高さ26m、延床面積は5,900㎡で、収容人数1,000人のホールのほか、会議室や子育て支援施設なども入る。ホテル棟は地上7階建て、高さ32m、客室数は72室。レストラン棟は地上2階建て。商業店舗は延床面積250㎡の平屋建て。 【昭和通り】05:20 川内駅の西口から国道3号線までの東西約340m続く大通りで、広々とした歩道には、昭和20年代に撤去された川内橋の親柱が移設保存されている。 【南日本新聞社薩摩川内総局】05:42 【鹿児島県北薩地域振興局】06:03 【薩摩川内市役所】06:08 【川内文化ホール】06:12 【川内商工会議所】06:18 【国道3号線周辺】06:23 市街地の南北を縦断する国道3号線には、マクドナルドなどのロードサイド店のほか、九州電力やオフィス、北側には太平橋通り商店街があり、向田交差点から西側に向かって東西約140m続く片側式アーケードが設置されている。 【太平橋通り商店街】07:01 南北約500m続く片側式アーケードが設置された商店街で、専門店から百貨店、スーパー、飲食店など約60店が集まっている。 【川内山形屋】07:20 店舗面積5,763㎡、地上1階から4階までを営業フロアとする百貨店で、昭和33年(1958年)にオープンした。 【タイヨー川内店】07:41 店舗面積2,139㎡、地上1階から3階までを営業フロアとする商業施設で、生鮮食料品や衣料品のほか、百円ショップなどが入っている。 【川内プチモール】08:15 南北約70m続く全蓋式アーケードが設置された商店街で、各種商店のほか、山形屋の出入り口もある。 【堀田通・向田本通周辺(歓楽街)】08:38 堀田通と向田本通周辺は飲食店が集まる歓楽街となっていて、向田本通南側の約100mには片側式アーケードが設置されている。
動画ID：KVi4djT8NjE
投稿日時：2020年11月25日　18時00分
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