再訪3中心市街地041・・山梨県甲府市(2021年04月) - 旅行する前に無料動画で確認だよね♪

2019年5月以来、1年11ヶ月ぶりの甲府市。百貨店が閉店すると、人口減少、中心市街地の衰退、建物の老朽化などのキーワードが流れるが、今回のヨドバシカメラのオープンは百貨店跡地のこれからのトレンドになるかもしれない。また、甲府市の2015年の国勢調査の人口は19万3千人だが、それに対し甲府駅を中心とした5km以内には21万3千人が住んでいて、ヨドバシカメラは甲府のそれなりの人口密度に目をつけたのだろうか。平成の大合併以降、公表されている行政人口と都市圏人口は、中心市街地の実力の物差しとしては当てにならなくなってきた。ココリのイオン撤退は立地が悪いのではなく、店舗の配置と面積が食品スーパーとして狭いということに問題があるのではないかと見ている。なぜならば、駅から人が流れてくるビルの北側に路面店が貼り付いていて、ビル内の店舗とは回遊性が生まれず、ビルの中がどうなっても関係ない作りとなっているからだ。これは再開発を実現させる上でのプロセスで地権者優先の区画になってしまうことは仕方がないが、結果はこうなってしまうわけだ。最近の静岡の再開発でも見られるが、オープン当初にテナントが埋まらない場合が見られる。建設会社や地権者のための再開発ではなく、まちづくりのための再開発にしなければならない。その前提として、オープン時に全ての商業フロアを埋めることができない場合は補助金の見直しをすることも検討したほうが良いのではないだろうか。 【閉店した山交百貨店がヨドバシカメラへ】00:36 ヨドバシカメラマルチメディア甲府が2021年4月28日にオープンした。同店は、店舗面積13,800㎡、地上1階から4階までを営業フロアとする家電量販店で、地下には300台収容の駐車場も完備されている。カメラ、パソコン、テレビなどの家電製品のほか、キャンプ用品の品揃えが豊富な石井スポーツや、プラモデル、鉄道模型、おもちゃ、ゲームなども取り扱っている。以前このビルには山交百貨店が営業していたが、2019年9月30日に閉店し、同年11月にはヨドバシカメラの進出が決まり、その後ビルの改修工事を経て、この度山梨県下初出店となった。 【静岡銀行グループが山梨県へ進出】01:34 静岡銀行グループの静銀ティーエム証券が甲府市内に本店を開設し、山梨県内初進出となった。静銀ティーエム証券山梨本店は、甲府市丸の内1丁目の山梨中央銀行本店に入り、2021年4月20日にオープンした。同社は、静岡県と神奈川県、そして山梨県に18の営業拠点を設ける証券会社で、2020年3月期の売上高は69億200万円。また、静岡銀行の2020年10月28日のプレスリリースによると、2021年度に予定している中部横断自動車道の全面開通により山梨県との一層緊密な交流が見込まれるなどとし、山梨中央銀行との包括業務提携を結ぶと発表している。 【イオン甲府ココリ店の閉店】02:34 複合ビルのココリで営業するイオン甲府ココリ店が、2020年11月30日に閉店した。同店は店舗面積871㎡、地下1階に食品スーパー、地上1階にはイオンリカーを配置し、2016年7月12日にオープンした。地元紙によると、イオンと甲府市との間で中心市街地活性化に関する連携協定を結んでおり、ココリのオープンは郊外に立地する店舗面積70,000㎡のイオン甲府昭和店の増床を許したことによるバーターであったことから、その目的を果たしたことで閉店したのではないかとの批判もあった。ココリは、地下1階、地上20階建て、高さ73m、延床面積36,400㎡の複合ビルで、甲府紅梅地区再開発事業として2010年9月にオープンした。ビルの地下1階から地上2階までにカフェ、100円ショップのほか、各種専門店、アミューズメント関係の店舗が入り、7階と8階には山梨県立宝石美術専門学校、9階以上のフロアは分譲マンションとなっている。
動画ID：taEah4lAbEc
投稿日時：2021年06月16日　18時00分
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