【認定こども園（LBS）】北海道の小さな町　大人気でキャンセル待ちの「保育園留学」を徹底取材 - 旅行する前に無料動画で確認だよね♪

函館から車で1時間あまりの北海道・厚沢部町。人口3500人の小さな町です。なんとこの町に、キャンセル待ちができる認定こども園があります。 恥ずかしがりやの京佳ちゃん（6歳）、実は「保育園留学」というプログラムでやってきた「留学生」です。2022年度の保育園留学の利用者は150組。8割以上が首都圏から来ました。 京佳ちゃんが遊んでいる間、お母さんはリモート会議に出席。滞在する町内の施設で仕事をしていました。夫と子ども2人を大阪に残し、親子2人で参加しています。 「翻訳・通訳の会社を自分で経営していて、パソコンと原稿があればできる仕事が中心です。『認定こども園 はぜる』は園庭もものすごく広くて、厚沢部・北海道ならではだと感じました」（京佳ちゃんの母 宮外真理子さん） お迎えの後は、地元の食材を使った料理教室へ。地域ならではの体験も用意されています。保育園留学の費用は、両親と子ども1人の場合、2週間20万円からです。 東京のベンチャー企業が手掛ける 保育園留学を手掛けるのは、東京のベンチャー企業「キッチハイク」。きっかけは、山本社長自身が厚沢部で一時預かりを利用したことでした。 「子育て世代にとっても良く、厚沢部町のような地域にとっても良いです。これは地域創生の事業としてスタートすべきだと感じました」（キッチハイク 山本雅也社長） 保育園留学のため新たに寮を建設 キッチハイクは、子育て家族と宿泊先や保育園をマッチング。自治体から業務委託費を得ます。 「未就学児がいる期間だけでも例えばこの地域に住んでみようとかそういった『柔らかな定住』みたいなことがより一般化していくと考えています」（山本社長） 町内では、保育園留学の受け入れ人数を増やすため、新たに寮を建設しています。保育園留学の利用者が地元で消費した金額は、年間で約3000万円とみられています。 町は、2010年から移住体験に取り組んでいますが、利用者は60歳以上が多く定住まではつながっていませんでした。保育園留学を通じて本格的に移住を検討する家族も現れ、その効果を感じています。 町のにぎわいにつながる 「必ずしも定住じゃなくても一定期間でも人が必ず来るというサイクルができれば、そこに住民票はありませんが、人がいて町のにぎわいにつながります」（厚沢部町政策推進課　木口孝志さん） 「どの自治体も移住者を増やしたいとは思っていますが、人口減少もあり、難しいのが現状です。保育園留学によって移住までは行かなくても、一度利用した人が町に興味を持ち、例えばふるさと納税を納めてもらったり、リピートしてもらったりと留学が終わった後も町との接点を持ってもらうことを期待できます」（日本経済新聞社 札幌支社 魚山裕慈記者） キッチハイクは、厚沢部で始めた保育園留学を全国に拡大。現在19の地域で留学を受け入れています。キャンセル待ちは、3月末時点でなんと全国2500組に！ 小さなマチだからこそできる教育のカタチ。可能性は広がりそうです。 ▼チャンネル登録はコチラ↓↓応援お願いします！ https://www.youtube.com/channel/UCk6SzG4qmA7J6CI-QAtWoOg?sub_confirmation=1 ▼愛知のニュースHP https://news.tv-aichi.co.jp/ ▼ニュース公式SNS 　◇Twitter（情報提供はこちら） 　　https://twitter.com/news_tva 　◇TikTok 　　https://www.tiktok.com/@tva_news 【主な報道番組】 ▼5時スタ　月～金　17:00～17:25 今、気になるニュースを「暮らし」に密着した視点で伝えます。 https://tv-aichi.co.jp/5sta/ ▼TXNニュース 土日　17:20～17:30 日本や世界の最新ニュースをコンパクトにお伝えします。 ▼映像提供はこちら https://tv-aichi.co.jp/newspost/
動画ID：IYgQYgP0QTQ
投稿日時：2023年06月7日　21時02分
再生回数:639 回
コメント数：0
高く評価した人の数：1人
低く評価した人の数：人