全国初！高齢化が進む農家の助けに郵便局が野菜を出荷 - 旅行する前に無料動画で確認だよね♪

野菜などの出荷作業を農家に代わって郵便局が行う全国で初めての実験が藤枝市で始まりました。高齢化が進む農家の助けになると期待されています。 （しいたけ農家・渡辺一義さん）「今年のできばえは？これいいですよ、非常に。」 　藤枝市の山間で原木しいたけを育てる渡辺一義さん（７４）です。 （しいたけ農家・渡辺一義さん）「毎日ですから配達も大変。休みがなくなっちゃう。」 　まだまだ現役ですが、往復１時間かかる街中の直売所への配達が負担になっています。 （郵便局員）「おはようございます。郵便局です。集荷に伺いました。」 　同じような農家の悩みを解決しようと、藤枝市と日本郵便、ＪＡ大井川が１０月７日から始めたのが、郵便局が農作物の出荷を代行するモデル事業です。農家がインターネットで野菜や果物の種類や数、日時などを入力すると、郵便局が直接、農家を訪ね野菜を集めて市内の直売所まで届けます。 （しいたけ農家・渡辺一義さん）「朝の時間帯は通学や通勤で混み合いますので、車で乗っていくのも大変で危険も伴う。これをやってもらえれば年をとってからも農作業を継続できる。」 　藤枝市の農家の平均年齢は約７０歳です。郵便局の集配サービスは市内全域を網羅しています。高齢化が進む中山間地の農家の負担が大きく減ると期待されます。さらに、郵便局にとってもビジネスチャンスです。 （藤枝郵便局・近藤岳人局長）「通販を中心に荷物は増えている。ただ、個々での荷物は一時期よりは減っているので、農作物も荷物の分野に取り込めれば市場の拡大につながる。」 　実証実験は１２月末までで配送料は無料です。２０２０年以降も農家のニーズに合わせて有料でサービスを続けていく方針です。
動画ID：jO9oRs5gJfM
投稿日時：2019年10月8日　19時51分
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